IceShore

AIで増えたシステムを、AIで束ねる。IceShoreを公開しました

公開日 更新日 IceShore チーム(運営: 株式会社ラウンチャーズ)

目次
  1. あなたのAIが、システム保守に強くなる。
  2. 増えたシステムの保守で、答えを出せずにいませんか
  3. IceShoreは、お使いのAIに判断材料を渡します
  4. 料金
  5. 登録せずに試す
  6. 仕様は公開されていて、データは取り出せます
  7. IceShoreという名前について

あなたのAIが、システム保守に強くなる。

「システムの変更がどの業務に波及するのか」をAIに答えて欲しい、開発者の皆さまへ。
私たちはAI時代の構成管理プラットフォーム「IceShore(アイスショア)」の提供を開始します。開発者が普段使うClaude Codeなどの開発支援AIとIceShoreを接続すると、システム変更の影響範囲を、業務影響・処理影響・外部波及の観点で、そのAIに聞けるようになります。質問に答えるのは、お使いのAIです。

増えたシステムの保守で、答えを出せずにいませんか

生成AIで開発が速くなり、手元のシステムは増えていませんか。増えたシステムの保守では「変更が何に波及するのか」に的確に答える労力も増します。コードだけを見ても、答えが出せません。コードを読めば構造は分かりますが、そのシステムが業務で何をしているかは、不完全な資料や、書いた人の記憶に埋もれているからです。

開発を外部委託していて、中身を把握していない場合も同じです。影響範囲が見えないままでは、業務に思わぬ影響が出るのを避けようとして、作り替える判断も、止める判断も先送りになりがちです。その先送りが、事業の機会を逃すことや、使われないまま残ったサーバの無駄な維持費につながると、私たちは考えています。

IceShoreは、お使いのAIに判断材料を渡します

IceShoreは、システムが業務で何をしているか(ユースケース)の整理を開発者が普段使うAIに促し、その結果をAIに渡します。AIはそれを読んだうえで、システム保守の質問に答えます。

公開サンプル「Nuvela ホスピタリティ予約プラットフォーム」の構成図。旅行者から予約Lambda、予約テーブル、通知トピックまでの経路が矢印でつながっている
ユースケースから起こした構成図です。公開サンプル「Nuvela ホスピタリティ予約プラットフォーム」の画面から書き出しました。
  • ステップ1:お使いのAIからIceShoreに接続します。

MCP(Model Context Protocol)に対応した開発支援AIから接続できます。Claude Code・Claude Desktop・OpenAI Codex・Cursor・Cline・GitHub Copilot・Windsurfの7種は、設定手順を公開ずみです。

  • ステップ2:AIがユースケースを書き起こします。

手元にある資料やコードからAIがユースケースを書き起こせるよう、IceShoreがお使いのAIをガイドします。

  • ステップ3:IceShoreが構成図を生成します。

AIが書き起こしたユースケースを構成図に変換し、AIの理解度を画面に表示します。AIの理解が足りない箇所は、あなたが確認して補えます。

  • ステップ4:AIに影響範囲を聞きます。

蓄積したユースケースをもとに、システム変更にともなう業務影響・処理影響・外部波及に、お使いのAIが答えます。

  • ステップ5:チームで共有します。

開発者と保守担当者それぞれのAIがIceShore上の同じユースケースを参照するため、担当者やAIが替わっても、共通の前提情報をもとに業務に取り組めます。

つまり、IceShoreは、お使いのAIがシステム保守に強くなるための材料を渡すサービスです。AIで増えたシステムを、お使いのAIで束ねられるようになります。
なお、お使いのAIから受け取ったコードのうち、アクセスキー・JWT・秘密鍵・接続文字列・パスワードやトークンの値とみなせる箇所は、保存する前に自動でマスクします。検知した記録も残ります。

料金

プラン価格(税込)内容
Free無料1名で利用・構成図の作成は上限なし・変更履歴と差分・MCP接続・社外ゲスト3人まで(閲覧のみ)。
Team1シートあたり月額3,300円(税抜3,000円)Freeのすべて・メンバー招待・社外ゲストは1シートあたり3人。
Business1シートあたり月額6,600円(税抜6,000円)Teamのすべて・監査ログの閲覧期間12ヶ月(Free・Teamは最新30日。記録そのものは全プランで残ります)・監査ログCSV・メンバー一括更新・アクセス名簿CSV。

Team・Businessは14日間の無料トライアルから始められます。トライアルは1シートから利用でき、クレジットカードの登録は要りません。期間が終わると自動的にFreeへ戻り、自動課金はありません。Freeへ戻ったワークスペースは、構成図を引き続き閲覧できますが、編集はできなくなります。構成図の内容は、接続した開発支援AIから取り出して、ご自身の個人ワークスペースで編集を続けられます。

シートは、ワークスペースにメンバーを迎えるための予約枠として機能します。契約したシート数に対して課金され、割り当てのない空きシートも課金の対象となります。

表示価格は日本国内のお客様向けです。ご登録の国が日本国外の場合は、Team月額19 USD、Business月額39 USD(いずれも税抜)となります。

登録せずに試す

登録は要りません。メールアドレスも要りません。サンプルの構成図は、画面でそのまま開けます。お使いのAIを繋げば、「診療記録のデータベースを止めたら誰が困るか」と聞けます。
https://app.iceshore.ai/ja/workspace/sample/

サンプルワークスペースの画面。13件のシステムが並び、AIの理解度が全件「良好」と表示されている
登録せずに開ける画面です。AIがどこまで理解できているかが、システムごとに出ます。

仕様は公開されていて、データは取り出せます

IceShoreが保持する構成データは、Reindeer Technology Pte. Ltd. がApache License 2.0で公開するADL(Architecture Description Language)というテキスト形式です。蓄積したユースケースは、接続した開発支援AIから取り出せます。ADL形式のテキストです。取り出したADLは仕様が公開されているため、契約後も読めます。有料プランを終了しても、ワークスペースとそのデータは削除されません。
https://github.com/reindeer-project/ArchitectureDescriptionLanguage

データの保管、暗号化、アクセス範囲、接続中のAIの管理については、次のページで公開しています。
https://help.iceshore.ai/ja/data-and-trust.html

IceShoreという名前について

IceShoreというサービス名は、流れ着いた流氷が岸辺に集まり、形を保つ様子を表現しています。

AIによるシステム大増殖時代。生み出された無数のシステムは、流氷のように漂い続ける。IceShoreはそれらをAIでゆるやかに繋ぎ止める、氷の岸辺でありたい。人とAIが同じ氷原を見て、ともに歩める世界を。

提供: 株式会社ラウンチャーズ / お問い合わせ: support@iceshore.ai