IceShoreRadar

IceShore Radar AI×システム保守

システム開発とその保守は、ビジネスを支える両輪です。
AIエージェントを使った開発が広がる中、私たちは保守の課題に向き合うためのニュースを、毎朝お伝えしてまいります。
ここでは公的機関や企業の発表、報道機関の記事、研究など、出所を確かめられる情報だけを掲載いたします。
提供:IceShore

[動向] 今日のメイン

58%

人の関与なし

GitHubのAIの変更7,581件、58%は人が途中で関与せず

研究チームが査読前論文で、GitHubのプログラミング用AI『Copilot』の変更提案を分析した。作業の記録が公開された7,581件のうち、58%は人が途中で指示を出していなかった。指示する場合も、往復は中央値で2回だった。

・ アブダビの米大学分校・査読前論文

出典: ニューヨーク大学アブダビ校(arxiv.org)

写真: Andresmh / Wikimedia Commons, CC0

[動向]

118件中48件

古い文書が原因

AIの失敗118件を記録、最多は古いままの文書で48件と事例研究

著者1人が自分の文書の保管庫を3種のAIに毎日編集させ、6週間の失敗を記録した査読前の事例研究。118件のうち最多は内容が古くなった文書で48件。AIによる点検は既知の古い記述の約半分を見つけ、指摘の93%以上は正しかった。

・ 所属機関のない研究者・査読前論文

出典: ハッサン・ハッサンザデ・アリアバディ氏(arxiv.org)

写真: Breather breather / Wikimedia Commons, CC0

[動向]

18%

合格した試験が増加

ソフト全体を別の言語へ移すAI、役割分担で試験の合格が18%増

査読前の論文が、ソフト全体を別の言語へ書き換える仕組み『CodeMeepo』を示した。8つの役割のAIで分担し、AIが変えられない外部の試験で段階ごとに確かめる。3組の言語の9件で、同じAIを使う既存の手法より合格した試験が18%多かった。

・ 米国の州立大学・査読前論文

出典: カリフォルニア大学アーバイン校(arxiv.org)

写真: TFNorman at English Wikipedia / Wikimedia Commons, Public domain

[動向]

Blitzy ×古いシステムの刷新

AIで古いシステムを刷新

Blitzy、古いシステムの刷新でマイクロソフトとの協業を発表

企業向けにAIで開発を進めるBlitzyが、マイクロソフトとの協業を発表した。同社によると、文書の乏しい古いシステムを解析し、人が承認した仕様をもとに多数のAIが作業する。マイクロソフトの開発支援AIやクラウドも自社の基盤に組み込む。

・ 米国のIT専門媒体・企業発表

出典: Blitzy(sdtimes.com)

写真: マイクロソフト本社キャンパスの建物の内部(2010年4月、米レドモンド)。Wonderlane / Wikimedia Commons, CC0

[動向]

42通り中0

費用が減った設定

履歴を削るAIの節約策、割引のある料金では42通り全て効果なし

AIが作業の履歴を削って費用を抑える方法を、42通りの設定と9,400回の実験で比べた査読前の論文。単純な料金では26通りで費用が下がった。同じ入力の再利用を割り引く料金では、削ると割引が効かず、費用が下がった設定は42通り中0だった。

・ ノルウェーの研究機関・査読前論文

出典: シムラ研究所(arxiv.org)

写真: Bair175 / Wikimedia Commons, CC0

[動向]

15.6%

正解として書いた値が誤り

AIが書いた単体試験、失敗の15.6%は期待する結果の誤りと研究

4種のAIが書いたJavaの単体試験1万4320件を調べた査読前の論文。試験の失敗の15.6%は、正しい結果として書いた値そのものが誤っていた。空の値や負の数など境目の入力を確かめる試験は少なく、普通の入力に偏る傾向も見つかった。

・ フィンランドの大学・査読前論文

出典: アールト大学(arxiv.org)

写真: Balcer~commonswiki / Wikimedia Commons, CC BY 2.5

[衝撃]

15〜45分1.8秒

最初の対処までの時間

Googleの研究構成、模擬障害で最初の対処を1.8秒に短縮

Googleが研究用の参照構成として、障害に自ら対処するAIの仕組みを公開した。大型セールを模した障害の試験で、最初の対処までの時間が15〜45分から1.8秒になった。AI同士の役割分担を恒久的に変えるには、運用担当者の承認が要る。

・ 米国の企業・技術ブログ

出典: Google(developers.googleblog.com)

写真: Googleのデータセンター(2017年2月、米アイオワ州)。Chad Davis / Wikimedia Commons, CC BY 2.0

[動向]

AIの承認を算入

取り込みに要る承認の数

GitHub、AIの承認を必要な承認の数に入れる機能を正式提供

GitHubは、AIのCopilotによるコードのレビューに承認の機能を正式に加えた。管理者が有効にすると、AIの承認がコードの取り込みに要る承認の数に入る。承認の後にコードが変わると、その承認は取り消される。

・ 米国の企業・更新情報

出典: GitHub(github.blog)

写真: GitHubの親会社マイクロソフトの本社(2009年8月)。Jelson25 / Wikimedia Commons, Public domain

[動向]

最大2回

失敗を直す試みの上限

Inkitt、小さな修正をAIが変更提案の下書きまで自動化

Inkittは自社の技術記事で、危険の小さい修正をAIが変更提案の下書きまで進める仕組みを紹介した。検証や自動テストの失敗の修正は、それぞれ最大2回まで試す。取り込みの前の確認と承認は人が行う。

・ カナダのIT専門媒体・報道

出典: Inkitt(infoq.com)

写真: 共同オフィスの作業スペース(2025年5月、英ハル)。Influence Media / Wikimedia Commons, CC BY 4.0